足腰の衰えや体の硬さには「鹹味」がおすすめ

最近、足腰が弱くなった、体が硬くなった、または物忘れが増えたと感じることはありませんか?

それは、東洋医学でいう「鹹味(かんみ)」が持つ、潤いや柔軟性をもたらす力不足のサインかもしれません。

鹹味とは塩辛い味のことで塩やミネラルが豊富な食べ物に分類されるものです。

鹹味には、硬いものを柔らかくし、体に必要な潤いを保つ働きがあります。

また、生命エネルギーの源である「腎」を補い、老化を緩やかにする作用も期待できます。

年齢とともに体の変化を感じ始めた方や、立ち仕事が多い方、体の内側から潤したい方は、この鹹味を適度に摂ることが大切です。

◾鹹味を取り入れるヒント
私達の食生活に欠かせないお味噌汁。実は、最高の鹹味補給源です🍲
昆布やいりこで丁寧に出汁をとることで、ミネラル豊富な自然の鹹味をしっかり摂れます。
毎日の食卓に、具沢山のお味噌汁が、若々しさを保つ秘訣かもしれませんね💡

◾おすすめの鹹味食材
● 味噌
● 醤油
● 海藻類(昆布、わかめ、のり)
● 貝類(あさり、しじみ)
● 自然塩
● 豚肉 豚肉は鹹味と同時に「甘味」(滋養強壮や疲労回復の働き)も持ちます。

体の内側から潤いを補給したいときは、鹹味のある食材を上手に取り入れて、しなやかな心と体を育んでいきましょう🌊

 

2025年10月21日