東洋医学の五色📚
以前「このお悩みには〇色の食べ物!」という記事を書きましたが、
この5色(青・赤・黄・白・黒)というのは、東洋医学の五行説(自然界のあらゆるものは5つの要素から成るという考え)に出てくる色です。
昔の人々は、自然界の方角や気候、内臓までも5つのグループに分け、それぞれが深くつながっていると考え、活用していました。
💚青🌿
東・木・肝
「東方は風を生じ、風は木を生じ、…その色は蒼(青)、その気は肝に通ず」
(意味)東から吹く風は植物(木)を育て、その生命力は人体の肝に通じています。
❤赤🔥
南・火・心
「南方は熱を生じ、熱は火を生じ、…その色は赤、その気は心に通ず」
(意味)南の暑さは熱(火)となり、燃え上がるエネルギーは人体の心に通じています。
💛黄🌟(大地の土の色)
中央・土・脾
「中央は湿を生じ、湿は土を生じ、土は甘を生じ…その色は黄、その気は脾に通ず」
(意味)全ての中央にある大地(土)は栄養(甘み)を生み、それは消化吸収を担う脾に通じています。
🤍白⚪(磨かれて輝く金属の色)
西・金・肺
「西方は燥を生じ、燥は金を生じ、…その色は白、その気は肺に通ず」
(意味)西の乾燥した空気は、鉱物(金)のように身を引き締め、それは呼吸を担う肺に通じています。
🖤黒💧(深い水底のような色)
北・水・腎
「北方は寒を生じ、寒は水を生じ、…その色は黒、その気は腎に通ず」
(意味)北の寒さは水を冷やし、生命の源(腎)を蓄えます。
こう見ると、確かにつながりがあるかも!と思えてきませんか?
薬膳や占い(八白土星とか七赤金星とか)に出てくる色もコレです💡
東洋医学って意外と身近なものなんです♪





