「五臓」って何?

東洋医学では、体の中にある大切な内臓を「肝・心・脾・肺・腎」の5つに分けて考えます👀
これらは生命活動に欠かせないエネルギー(気・血など)を蓄える「蔵(くら)」の役割を果たしています。

■五臓と「心」のつながり
五臓の面白いところは、単なる臓器の働きだけでなく、「感情」とも深くつながっている点です。
1. 肝(かん): 自律神経を整え、血流をコントロールする。関連する感情:怒り
2. 心(しん): 血を巡らせ、意識や睡眠を司る。関連する感情:喜び
3. 脾(ひ): 消化吸収を行い、エネルギーを作る。関連する感情:思い悩み
4. 肺(はい): 呼吸や皮膚のバリア機能を守る。関連する感情:悲しみ
5. 腎(じん): 生命力の源。発育や老化を司る。関連する感情:怖れ

■バランスが崩れると?
例えば、胃腸の調子(脾)が悪いと「クヨクヨ悩みやすく」なったり、逆に悩みすぎると食欲が落ちたりします🌀
このように、「体と心はつながっている」と考えるのが東洋医学の大きな特徴です💡

「最近、理由もなくイライラする(肝)」「なんだか不安で眠れない(心)」といったお悩みも、実は五臓の疲れが原因かもしれません!

鍼灸では、この五臓のバランスを整えることで、心と体の両方を健やかな状態へと導きます♪
お疲れを感じたら、ぜひ「蔵」のメンテナンスにいらしてくださいね☺

 

2025年12月24日