その不調、放置しないで!気づかぬうちに進行する体の歪み😖
「肩こりや腰痛がなかなか治らない…」「なんだか疲れやすい…」そんな体のサイン、見過ごしていませんか?
その不調、もしかしたら自分でも気づかない「体の歪み」が原因かもしれません!
歪みは日々の生活の中で静かに進行し、気づいた時には固定化していることも。
東洋医学でいう「経絡」の流れの滞りも、不調や歪みに関係していると考えられています👀
この記事では、なぜ体が歪むのか、なぜそれに気づきにくいのか、そしてどうすれば改善できるのか、そのヒントを探ります💡
【歪みの原因】
歪みの原因は日常のあちこちに体の歪みは、特別な原因がなくても起こりえます。
●無意識の癖: いつも同じ肩にバッグをかける、足を組む、片足重心で立つ、頬杖をつく など。
●長時間の同一姿勢: デスクワークやスマホ操作による前傾姿勢など。
●筋肉のアンバランス: 運動不足による体幹の弱化や、左右の筋力差。
●精神的ストレス: 過度な緊張が筋肉を硬直させ、姿勢を悪化させます。
●経絡の滞り: 天候の変化、ストレス、疲労、冷え、食生活の乱れなどで経絡の流れが滞ることも、筋肉の緊張や歪みにつながると考えます。
これらの要因が積み重なり、徐々に体のバランスを崩していくのです。
【なぜ気づけない?「慣れ」と「順応」の罠】
自分の体の歪みには、なかなか気づきにくいものです。
その理由としては以下のようなことが挙げられます。
●ゆっくり進行するから
●「こっているのが普通」になるから
●体が「順応」するから: 体は歪んだ状態に慣れようとし(代償作用)、それを「普通」と感じてしまいます。
●痛みがすぐに出ないから: 痛みや強い不調を感じる頃には、歪みがかなり進行している ことが多いのです。
【なぜ戻りにくい? 脳・筋肉の記憶と回復力の変化】
一度固定化した歪みは、元に戻すのが難しくなります。
●回復力の低下:子供の時に比べると回復力は落ちていきます。
●筋肉・関節の硬化: 長年の歪みで筋肉は柔軟性を失い硬くなり(拘縮)、関節の動きも悪くなります。
●脳の誤認識と筋肉の「形状記憶」: 脳が歪んだ姿勢を「正常」と記憶し、さらに筋肉自体も悪い癖を「形状記憶」のように保持してしまいます。
そのため、意識しても無意識に元に戻ろうとしたり、筋肉が元の状態に引っ張ったりするのです。
これらの要因が歪みを改善しにくくしています。
【改善への道~意識・専門家の力・メンテナンスが鍵~】
改善のためには3つのアプローチが重要です。
1. 意識とセルフケア: まずは自分の体の状態に気づき、「これが普通」という思い込みを 疑うこと。正しい姿勢を意識し、ストレッチや適度な運動で筋肉をほぐし、体幹を鍛えましょう。バランスの取れた食事や十分な睡眠も大切です。
2. 専門家の力(鍼治療など): 自分では届かない深層筋の硬さ、慢性化したコリ、脳や筋肉の記憶にアプローチするには、専門家の力が有効です。
専門家による客観的な評価やアドバイスも改善への近道です。
3.「メンテナンス」の重要性: 体の状態は一度良くなっても、日々の生活で元に戻りやすいもの。「治ったら終 わり」ではなく、定期的な専門家のケアとセルフケアの継続で、体に「正しい状態」を
記憶させ、良い状態をキープする「メンテナンス」が不可欠です。
【まとめ】
体の歪みは、日々の生活習慣やストレス、経絡の滞りなどが複合的に絡み合って起こり、気づかぬうちに固定化することで様々な不調の原因となります。改善のためには、まず自分の体への「意識」を変え、「セルフケア」を実践することが大切です。
そして、必要に応じて鍼治療の力を借り、良い状態を維持するための「メンテナンス」を続けることです。ときどき自分の体に目を向けて、軽やかな毎日を取り戻しましょう✨